舞台に立ってた経験が長いと、結構思い込みって出来ちゃってるんだよね。
「人前で話す時はちゃんと台本と演出にそって話さなきゃいけない!」って。
わりと演劇人で、『私ってアドリブが効かないから、人前で話すのって苦手』って言う人って多い。
これも、『まずは台本あるべし!』っていう思い込みが強いからなんだろう、って思う。
同じような理由で、『すっごい人見知りするの〜』っていう人も、演劇人には意外と多い。
これは、演劇の世界の特殊性というか、お互いが非常に深く関わりすぎたり、台本というもともと描かれた会話の流れで話すことを習慣化されちゃってるところに原因があるんじゃないかな?って思ったりする。
っていうか、私がその典型例だったりするんだけどね(笑)
そんな私は、「やはりこれからはアドリブ力だろう!」って思うわけ。
結構今までだったら、人前で話すときには「細かいところまで台本書くべし!」って思って書いてきちゃったんだけど。
この間、講師をやってみて自分で感じたことは、「あ、アドリブでしゃべってる方がよっぽど自然にしゃべれるじゃん♪」ってことだったんだよね。
いや、もちろんこれって当たり前だと思うんだよね。
芝居の場合は、何回も何回も練習して、それでナチュラルな会話になるようになっていくわけだから。
それ用に書いたものを、いきなりろくに練習もせずに自然に話せるわけないじゃん!ってね。
だから、もう講演やセミナーするときに、きちんとした台本は書かずにおこうと。
ラフなキーワードだけ載せたものをベースに、その場で構成したり表現したりしていけばいいんじゃないかな〜と。
必勝法とかあるのかもしれないけど、とりあえずしばらくは、アドリブ力強化!ってテーマでやってみたいと思うのです。
人生でもそうだよね、準備しすぎは逆によくないことってあるし。
なんかその場の直観力というか。
あ、ストレートな準備じゃなくて、そうじゃない準備の方がかえって重要なのかもね。
まぁそのあたりはやりながら、楽しみながら気づいていけばいいんじゃないかな〜って。
人生に完成点なんてないんだからね〜。
いつだって途中途中。
カタチを決めすぎることはないんだよ。
柔らかに、フニャらかに(笑)
あ、明日のセミナーの詳細はココ。
朝っぱらからですが、早起きは3文のトクですぞ(^-^)