今日のトップランナー(NHK教育)は、ミリョク的な見出しが躍っていた。
『ミニチュア?本物?▽写真家・本城直季の不思議な世界』
「あ!これこれ!」
そう、実際の風景を撮ってる写真だけど、ミニチュアみたいに見えるっていうアレだ。
私がよく見てる画像掲示板で、ちょっと前に流行ってたアレだ。
コレ、見てビックリしたのは、
完全にカメラだけで撮ってたってこと。
ネット上では、ミニチュアっぽくレタッチするテクニックを紹介してるサイトとかもあったりして、てっきり元の写真をベースにして、ある程度はレタッチして作ってるのかなぁ?
って思ってたから。
でも、この本城さんって方は、すごくクラッシックなカメラで、あの世界を表現されてたのだ!
スゴイ!!
私みたいに、デジタルで絵を作ることに慣れちゃうと、こういう、なんだろ、限られた機能のものを、最大限その機器の可能性を上手に引き出して作り出すって言うのが、なんだかある意味演出家と同じことだなぁって。
まぁ、なんでもそうなんだけど、自分のイメージが100%作品に反映できるなんてことはきっとなくって、それでも最大限与えられた(選んだ)ツールの中から、一番自分のイメージに近いものを追求していくものなのかなぁ?なんて思ったりもするんだけど。
ふーむ。
なんていうか、お気楽簡単なインスタントっぽくない部分が、クリエイター魂だなぁと、感服したりするわけなんですよね。
あぁ、忘れがちだけど一番大切なことだわ、これは。
肝に銘じないとね。
なんか、そういう情熱というか、没頭感というか、いい意味で愚直さが必要な部分であったりとか。
なんか、こんなことを書きながら、すごい適当なものを出すのは気が引けるんですが(^^;
手持ちの写真の中から選んで、ミニチュア写真っぽいものを作ってみました、超我流ですが。
でもねぇ、私の写真って、見下ろしアングルの写真ってほとんどないんですよね。
一番多いのが低い目線からの写真なので(^^;
だから、あんまりミニチュア写真になりそうなものがなかったんですけど・・・
とりあえずひとつ。
うーむ。
なんかエッジがつぶれてる感じで美しくないですね。
キチャナイ。
ちなみに場所は、名古屋は栄のオアシス21です。
明治安田生命ビルの16階から撮ってます。
もう一個作ってみました。
ふぅむ。
コレ、人がいたらもっと違ったかな?って感じですね。
場所は明治村なんですが、帝国ホテルのとなりあたりに建ってるやつです。(何の建物か知らない(汗))
でも、なんと言っても撮ったのが平日の、しかも閉園間近の時間ですから(笑)
こんな入り口から一番遠いところにはもう全然人なんていません(^^;
こういうミニチュア目的の写真は、やっぱり人がいてこそナンボのもんだなぁと痛感しましたね。
最後に、オマケとして完全デジタルの画像を・・・
最近の一連の仕事の中で作ったCGのひとつ。
超アバウトでいいよ、って話だったので、かなりテキトーですが(^^;
(特に蛍光灯のあたりなんて、ひどいぐらいの適当さ加減ですね(-_-;))
とまぁこんな感じです。
あれ?
最初はいい話をしてた気がするんですが、どうも最後はどっちらけになるのが、私っぽくてよいですね。
ハァ。
私も、トップランナー見たよ!
大曽根のイオンができた時に、地下鉄の中刷り広告の写真が
ミニチュアちっくなイオン+町並みの写真だったの。
地下鉄の中で、「えっ、模型だよね?でも、細かすぎる。でも模型だよね?」
と一人でもんもんと考えていました。
昨日のトップランナーを見て、
「あれは本城さんの作品だったんだ!本物の写真だったんだ!」
とすっきり。
彼の写真、優しい目線の写真ですね。
クッピーのオアシスの写真も素敵に見えるけどな。
自分では納得がいかないのね。
クリエイター魂!!
投稿者:R | 2006年11月27日 18:18