ウルトラマンやウルトラセブンの演出家で知られる、実相寺昭雄監督がお亡くなりになられていたそうですね・・・
私が知ってるのはウルトラシリーズのそれくらいだけど、
実相寺監督は、その他イロイロな映画作品でかなり知られていたんだそうですね。
私が知ってるウルトラシリーズでの実相寺監督は、他の監督さんとは一風違ったユニークな視点からのカメラアングルやシーンの雰囲気が特徴で、作品を見ると一目ですぐにわかるんですよね。
例えばウルトラセブンだと、第8話「狙われた街」や、第12話「遊星より愛をこめて(永久欠番)」なんかがそうなんですよ。
第8話は、かの有名な『ちゃぶ台を挟んで対峙する、ダンとメトロン星人』のお話ですね。
参考ページ:http://www2.u-netsurf.ne.jp/~okhr/sight7/page08.htm
だってほら、アパートの和室にあぐらかいてる宇宙人なんてそうはいないですよ(笑)
12話は永久欠番ってことになってるので、大きい声では言えませんが、
この作品もかなり特殊なカメラアングルから始まるお話なんですよね。
もうあからさまに実相寺作品です(笑)
ちなみにウルトラマンで、ハヤタにカレーのスプーンで変身させようとしたのも実相寺監督です。
って、なんかこういう書きかたをすると、すごいギャグ監督みたいですが(^^;
作品の雰囲気は、なんていうかすごく特別にシリアス感やダーク感やリアル感や郷愁感があって、いい味だったんですよね。
そんな監督がお亡くなりになったことは、非常に残念なことであります。
私もああいう世界観を作り出せる表現者でありたいですね。
実相寺監督に、黙祷を捧げます。