プロフェッショナル仕事の流儀。
今日のプロヘッショナルは、指揮者の大野和士さん。
・・・すごいね。
いや、すごいよ、すごかった。
指揮者って、正直言ってどんな立場なのかよく知らなかった。
でも、指揮者ってまさに演出家でプロデューサーなんだね。
自分自身、同じようなことをしてた身として考えてみると、
あれほどの重圧がかかる状況下で、決断と、メンバーを引き連れて、
公演の成功に向かっていく力と、そういったものを発揮できるのか。
うわー、恐ろしい。
ホント、公演直前にメインの女優が病に倒れるなんて。
こんな怖いことはないよねぇ。
なんかね、作品と会話してるときの大野さんと、
危機に直面したときに、落ち着いて的確な判断を下してる大野さんを見ていたら、
「この人は天と地と、両方につながってるんだ」
なんか、そんな感じがしましたね。
すごいわ、感動した。
追伸。
「幕が開く」っていう言葉に、
ドキドキとワクワクと、どうしようもない恐怖と重圧感を感じるのは、
舞台人独特の感覚なんじゃないかなぁ、って思う。
でも、その感覚がやめられない快感でもあるんだよね。