なんか最近、法務・税務に興味シンシンになってきたので、
アレコレ試算してみたりして遊んで(?)ます。
例えば。
会社員やってるときって、税金がどれくらい取られてるとかって、あんまり気にしないじゃないですか?
「あー今月もたくさん引かれてるなぁ」って思うだけで。
実際に気になるのは「手取りがいくらかしら?」ってトコだけで。
ま、実際のところ、給与が確定した時点で、年末調整を除けば税額も決まっちゃうようなものですからね。
もちろん「節税の為に給料減らしてください!」
なんてことを言う人も、まぁいないでしょうしね(笑)
だから、会社員をしていると、<所得−税金→手取り収入>の流れが、ほぼ自動的なんですよね。
ところがですよ。
事業主になると、仮に年間の売り上げ金額が同じだとしても、所得の数字を操作(!)することで、税金の金額を下げることができるようになるんですよね。
あ、もちろん脱税しろってことじゃなくて、合法的に税金を下げるお話ですよ。
それが、「経費」ってやつです。
経費。この響きはすばらしいですね(笑)
なんてったって、仕事に関係ある出金だったら、その分を所得を減らせるんですからね!
(所得税ってのは所得にかかる税ですから、所得が少なければ少ないほど税金が減らせるんです。)
でもこれだけでは実際にどのくらい税金が減るのかよくわかりませんから、現実的な数字で見てみましょう。
例えば、仮に1年の所得が300万円だとして試算してみました。
この数字を元にして、所得税・住民税・国民健康保険・事業税の金額が決まってきます。
これらを全て合算すると、どうやら所得の34%が税金として徴収されることになります。
そう、3分の1が税金なんですよ!
いやぁビックリですよね〜。
で、ここからが肝心なところで、先ほども言ったとおり、「経費」というやつで、所得を減らせるんです。
ってことは・・・1万円分の出費を経費とすると、それだけで3,333.333…円の節税をしたことになるんですね〜。
もっと具体的な話をすると、例えば仕事関連の仲間と飲み会しながら情報交換しただけで、その日3,000円かかった飲み代が、1,000円分の節税になる、つまり、飲み代が2,000円で済んじゃうってことなんですよね!
もちろん、30,000円のセミナーに出ても、それを経費にするだけで10,000円の節税になります。
うぉー、なんて恐ろしい!
しかも、これは売り上げが全部自分の所得に直結してる個人事業の場合で、
もし法人(会社)を持ってたりすると、自分の給料をギリギリまで減らして、あとは全部会社のお金ってことにしておけば、所得税をめちゃめちゃ減らすことができるんでしょうね!
いやー、会社を作るってことは、節税の観点から見ると物凄いことなんだな〜
ってことがよくわかりますね。
社会の仕組みってのは、知れば知るほどに面白いですね(^-^)