舞台用語辞典「」行

八百屋(やおや)
⇒開帳場参照
屋台(骨)(やたい(ぼね))
一昔前は大道具の事をこう言ったが、近頃はセットとかパネルと呼ばれる。
昔かたぎの大道具さんとか、和風の出し物の多い会館ではまだ屋台の方が一般的。
屋台を略して“ホネ”と呼ばれる事も。
大道具の前に小道具の飲み屋の屋台が置いてあったりするとちょっと紛らわしい。
山台(やまだい)
舞台上にもう一段高い場所を、平台などを使って組み上げたもの。
二重舞台と同義に扱われるが本当はちょっと違い浄瑠璃台の事。
本来は台形をした役者が座る椅子のことらしい。
高ければ高いほど偉そうに見えるが、最前列のお客さんは、見上げすぎて首が疲れる事も…ついでに役者達はここに登ったり飛び降りたりすることが大好きだったりする、まるで舞台上のフィールドアスレチックのような場所。
Copyright © 1990-2008 kaizokusen II All rights reserved.